PCOTだより 2012年12月

身近な場からの母乳育児支援をめざして

12月9日に仙台市で開催された宮城母性衛生学会で、柴田助産師が「地域で取り組む母乳育児支援 身近な場からの母乳育児支援をめざして」という発表を行いました。

石巻市・東松島市・女川町では5施設あった産科施設が震災後3施設になり、母乳外来のある産院もないため、保健師や保育士へのニーズ確認の上、前記2市1町の保健師、助産師、栄養士、保育士や母子支援を行うNPOを対象に、これまで2時間×2回の母乳育児支援研修会を2度(計4回)開催しました(10・11月)。

講師は、NPO法人みやぎ母乳育児をすすめる会所属の小児科医、産婦人科医、歯科医、助産師で、石巻市のあべクリニック産科婦人科のご協力をいただきました。

 

 

研修内容は、①母乳の利点と母子相互への影響 ②母乳育児確立への支援と退院後のセルフケア ③母乳育児継続のための支援(トラブル時の対処、離乳食・卒乳・虫歯等含む) ④災害時の授乳支援 です。

 

 

参加者は延べ78名(平均19.5名/回)。毎回大変好評で、母乳育児の重要さについて多くの方々に認識してもらうことができました。また、研修会参加者が石巻市内の子育て支援センターのニュースレターで、母乳育児の話題を取り上げて下さっています。

地元の母子支援関係者からは今後の開催希望も強く、4月の柴田助産師の常駐支援終了後も、母乳育児支援がこの地域で根付くために継続開催できるよう協力していきます。


1月号につづく