健康カフェ

現地のニーズに沿いながら活動をしております。
2012年9月1日現在は活動を休止しており、再開の予定はまだございません。

気仙沼での第1回健康カフェ(2011年10月16日開催)では、二店舗が全壊した地元のCafe、アンカーコーヒーさんに御協力いただきました。地元のスタッフということもあり、仮設住宅の方に気仙沼弁で語りかけることで住民の方はとても安心されたようでした。「今だから言えるんだけどね…」と言って、ときに明るく、ときに涙ぐみながら被災体験を語る住民の方の話に、われわれスタッフ一同は真剣に耳を傾けました。

 

   

 

 

 

 

 

 

目的:
(1)仮設住宅等における交流の場づくり(コミュニティ形成)
(2)継続的な傾聴・健康相談の実施による身体的および心理的ケアの提供
(3)医学的にケアが必要な方の発見と、保健師や地域医療機関への橋渡し

条件:
現地(被災地)からの要請があること

形態:
仮設住宅の集会場など、Caféの開催が可能な場所をご提供いただき、 PCATから派遣する、医療・心理関係の専門家など、5〜10名前後が血圧測定、相談、傾聴を実施します。
一回4~5時間、月一回程度の開催で、定期的かつ継続的な開催を目指します。
地元行政と協力し、ケアの必要な方は保健師に保健師に引き継いでいます(ご本人が望まない場合を除く)。
派遣される全てのスタッフには守秘義務があり、相談内容が外部に漏れることはありませんが、医療上必要と判断される場合、ご本人の承諾の上、派遣専門家内、地域医療関係者間で共有します。
Café関連の手配はPCATが行います。交流の場づくりを目的の一つとしており、特に相談はないけどお茶だけ、おしゃべりだけという方も大歓迎です。
※健康Cafe派遣 専門家の実例:  医師、看護師、助産師、薬剤師、臨床心理士など

 

 

PCAT健康Caféの取り組みは2011年8月下旬から始まりました。
今後、随時、本サイトを更新し、実績をご報告いたします。

 

・第1回目: 2011年10月16日に開催しました。
・第2回目: 2011年11月20日に開催しました。
・第3回目: 2011年12月18日に開催しました。
・第4回目: 2012年 1月15日に開催しました。
  ・健康Caféの開催を検討しています。
・平日には他団体とのコラボレーションにより仮設住宅での健康相談会を行っています。
  ・第1回目: 2011年 8月21日に開催しました。
・第2回目: 2011年 9月25日に開催しました。
・第3回目: 2011年10月23日に開催しました。
・第4回目: 2011年12月11日に開催しました。
・第5回目: 2012年  1月29日に開催しました。
 健康Caféについて掲載された記事をご紹介します。

 

 

 

 

 

実績一覧
・東松島市: 約300世帯仮設住宅 集会場
2011年  8月21日  第1回健康Café
2011年  9月25日  第2回健康Café
2011年10月23日 第3回健康Café
2011年12月11日 第4回健康 Café
2012年 1月29日 第5回健康 Café

・気仙沼市: 約100~200世帯仮設住宅 集会場
2011年10月16日 第1回健康Café
2011年11月20日 第2回健康Café
2011年12月18日 第3回健康Café
2012年  1月15日 第4回健康Café

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報告

 

東松島市: 300世帯仮設住宅 集会場

2011年8月21日 第1回健康Café

 

本日のメニューはこちら↑

 

来場者64名、ドリンク147杯を提供。
医師、看護師、薬剤師、心理士、司法書士、カフェスタッフ、その他の合計11名を派遣。
PCAT初の健康Café。

血圧測定に続いて、健康の問題、通院の問題をはじめ、仮設住宅の環境、仕事がない、やることがないといった生活の苦労など様々なお話を伺いました。スタッフは傾聴を旨とし、必要に応じて専門的な知識を共有させていただきました。

 

 
 
 

2011年9月25日 第2回健康Café

来場者70数名、ドリンク117杯を提供。
医師(家庭医、小児科医)、看護師、助産師、薬剤師、臨床心理士、司法書士、
カフェ&アロママッサージスタッフ、その他の合計13名を派遣。

2回目ということもあり、だんだんと現地の方と心のつながりが出来てきたことを実感しました。
カフェのスタッフとして現地の方にも数人入っていただき、前回よりも全体的に活気がありました。

また「前回来ていた方の奥様ですね」など、家族関係が少し見えて来たりしました。
前回に比較し子供たちが多く来場しました。

初めてハンドアロママッサージを導入しましたが、女性を中心にとても好評でした。

 

2011年10月23日 第3回健康Café

来場者60数名、ドリンク99杯を提供。
医師(家庭医、小児科医)、看護師、助産師、薬剤師、臨床心理士、司法書士、
カフェ&アロママッサージスタッフ、その他の合計13名を派遣。

 

 

 

 

第3回の健康カフェでは、
被災体験を話される方が多くいました。

震災から7ヶ月が過ぎ、自立に向けて不安と希望のいりまじった時期であることが伺えました。全体を通して活気があり、みなさんの笑顔や笑い声がたくさん見られた会でした。ケアが必要な方を前回に続き、
継続してサポートすることもできました。

協力Café: ゆるベジCafé (東京都)

 

 

2011年12月11日 第4回健康Café

来場者およそ50名、ドリンク125杯を提供。
医師5名、看護師2名、臨床心理士、司法書士、カフェスタッフの合計10名で開催。

こちらでの健康カフェは今回で4回目。顔見知りの方もだいぶ増えてきました。
寒さが厳しくなり被災当時を思い出すという方や、まだ終わらない断熱工事への不安の声も聞かれました。自治会の方のなかには、自身を「ぎりぎりの状態」と話される方もおられ、支援者支援の必要性を感じました。

高血圧の症状があっても通院していない方や、気持ちが不安定な状態が続いている方などは、後日、地元保健師さんにつなぐこととしました。これまで何度かお会いした方の中には、明るい表情を見せてくれた方もおられましたが、一方で、寒さによる来場者の減少、引きこもりや障がいのある方の孤立への配慮など、計画的で継続的な支援活動の必要性をあらためて確認した今回の健康相談会でした。

協力Café: ゆるベジCafé (東京都)

 

2012年 1月29日 第5回健康Café

来場者およそ50名。
医師2名、薬剤師1名、救命士1名、臨床心理士1名、カフェスタッフ2名を派遣。

朝から曇りがちで雪もちらつく中、いつもと変わらない多くの方々にご参加いただきました。
薬剤師が実施したパステル画はとても好評でした。また、地元の方言でつくられたラジオ体操第一では、みなさん笑顔で体を動かされていました。ゆるべジカフェの坂田さんは今回もハーブティー各種、ラベンダーはちみつなどをご提供くださいました。特に甘い飲み物は大好評。注文の半分以上を占めました。

顔見知り同志のおしゃべりや血圧を測りながらの健康相談、パステルアートに地元なまりのラジオ体操と、多くの方にご協力をいただきながら、盛りだくさんの健康カフェとなりました。

協力Café: ゆるベジCafé (東京都)

 

 

気仙沼市: 約100~200世帯仮設住宅 集会場

20111016日 第1回健康Café

来場者約50名。
医師(家庭医、心療内科医)、看護師、薬剤師、心理士、カフェスタッフ等の計10名を派遣。

気仙沼で二店舗が全壊した地元のCafe、アンカーコーヒーさんに御協力いただき、また東京からもNPOハーベストタイムさんにもお手伝いしていただきました。

アンカーコーヒーのスタッフが地元の方ということもあり、気仙沼弁で住民と語り合う姿はほほえましいものでした。気仙沼の被害は津波の後に火災、そしてその夜は雪が降ったりとほんとうにすさまじいものでした。それを「今だから言えるんだけどね…」と言って、ときに明るくときに涙ぐみながら語る話に、私たちはじっと耳を傾けました。

少しでもこのような場づくりをすることで、 地元の方たちの交流の場になり、さらに健康相談のお役に立てれば良かったと思います。

                         

アンカーコーヒーの      スタッフさん

 

アンカーコーヒーご提供   シナモンロール

 

協力Café : 特定非営利活動法人ハーベストタイム (千葉県)、アンカーコーヒー (宮城県気仙沼市)
緑茶提供: 有限会社増田園 (東京都)

 

2011年11月20日 第2回健康Café

来場者約40名。
医師、助産師、臨床心理士、鍼灸師のほか薬学生など計7名を派遣。
今回も地元、気仙沼のCafe、アンカーコーヒーさんに御協力いただきました。

 

晴天のもと声掛けをすると  後から来て下さる方も    いらっしゃいました

アンカーコーヒー提供のショコラロールとクロワッサン

穏やかな雰囲気の談笑の場でも、これからの冬支度など不安の声も聞かれました

 

顔見知りの方とご一緒に参加してくださる方も多く、みなさんゆったりとした時間を過ごされたようでした。
一方、表面ではわかりにくい問題への対応など、今後の活動へとつながるカフェ開催となりました。

協力Café : アンカーコーヒー (宮城県気仙沼市)

 

2011年12月18日 第3回健康Café

来場者約50名。子ども5~6人が参加。
医師2名、看護師1名、薬剤師3名、心理士2名、歯科医師1名、カフェスタッフ2名の計11名を派遣。

 

今回の会場となった仮設住宅。およそ200世帯が暮らしています

初の健康カフェ開催でしたが多くの方にお集まりいただきました

ご存知、アンカーコーヒーのシナモンロールとパンオショコラです

 何を描いているのかな? 

 

寒さも本番。外に出るのが厳しい季節になりました。特に男性の方は家に引きこもりがちになりやすく、飲酒量の増加なども懸念されます。震災時の自身の経験を言語化することは回復への大切なステップ。様々なお話をうかがいながら地元医療への橋渡し、健康への基礎的な知識をお伝えできるよう、今後も活動を続けていきます。

協力Café : アンカーコーヒー (宮城県気仙沼市)

 

2012年 1月15日 第4回健康Café

およそ40~50名の方々が来場されました。
医師3名、心理士2名、言語聴覚士1名、救急救命士2名、カフェスタッフ1名の計9名を派遣。
水道管の凍結(と断水)が心配されましたが、自治会長さんが事前の処置を済ませてくださいました。

 

仮設住宅への道の途中で休憩。雪道の運転は安全第一

救命救急士が心を込めて淹れるコーヒーのお味は如何に

アンカーコーヒーさんは仮設のすぐそばに新店舗をオープン!

心理士による健康体操で心もからだもリフレッシュ

 

寒さの中、多くの方に足を運んでいただきました。今回も、地元のアンカーコーヒーさんにコーヒー、ココア、クロワッサン、パンオショコラなどをご提供いただき、同仮設住宅では3回目の健康カフェ開催です。地元サポートセンターの職員が参加してくださり、今後の活動の連携を目指すことになりそうです。
男性参加者は今回も少なく、男性が足を運ぶきっかけ作りなど今後の課題としてPCAT参加者から声があがりました。

協力Café : アンカーコーヒー (宮城県気仙沼市)

 

 

 

 

 


2011年9月13日(火) 日経メディカルオンライン
仮設住宅での「健康カフェ」~お茶っこ健康相談~
孫 大輔(家庭医/PCAT健康Caféチームリーダー)

 

 

 

PCAT健康Caféの開催を希望される方は、お問い合わせ にご案内の、「全般・取材等に関するお問い合わせ pcat_office@primary-care.or.jp 」 にe-Mailで、※ @の大文字を小文字の@に変更してください

または、以下にお電話でご連絡ください。
・ PCAT仙台本部 TEL:022-748-5015(代表)
・ 東京事務所 TEL:03-5282-2063

 

 

 被災地のCaféの皆様
ならびに 被災地のお菓子の製造・販売店様

 

 

 

 

 

 

 

 

この度の東日本大震災において甚大なる被害を受けられましたこと、心よりお見舞い申し上げます。

私どもPCATでは、健康Café開催において「非常に少額ではあるが、地元に還元したい」「お茶を提供していただく側にとっても“健康”を取り戻す場であってほしい」、そのような願いを持っております。

そこでまずは余力があり、これまでも東日本大震災支援活動に熱心であった関東のCaféに協力を依頼しつつも、是非、地元で被災されたCafé、直接、物理的な被害はなくとも客足の減少など間接被害に苦しまれているCafé、お菓子の製造・販売店様などと連携を強めていきたいと思っております。

PCATでは当面、ご提供いただいた物品の費用を負担いたします。また、健康Caféの事前告知や当日のメニューなどに、ご協力様の紹介をさせていただいております。また、ご了解いただいた場合に限り、このウェブサイトで紹介させていただきます(実績のページに掲載いたします)。

ただし、PCAT健康Caféの目的を大きく外れることはできませんし、特に飲み物を会場で作っていただくご協力者様には、開催時の拘束時間などを考えますと採算が合わないかもしれません。しかしそれでもなお、被災されたCaféやお菓子の製造・販売店様に、被災者の皆様へのリラックス空間の提供、新たなコミュニティ形成の一役を担っていただければPCATとしても嬉しい限りです。

活動にご協力いただける方、ご興味のある方は、お問い合わせ にご案内の、「派遣・活動に関するお問い合わせ pc_for_all@primary-care.or.jp 」 にe-Mailで、または PCAT仙台本部 TEL:022-748-5015(代表)にお電話でご連絡ください。

※ @の大文字を小文字の@に変更してください。